この記事の目標
楽天ゴールドカードのポイント還元率が、2021年4月から通常カードと同等になる。
魅力がなくなったため通常カードへの切り替えを検討しているが、その際クレジットカード番号が変更になるデメリットがある。
そこで楽天カードの支払い先一覧をプログラムで抽出し、少しでも手間を減らしたい。
https://www.rakuten-card.co.jp/info/news/20210114/
手順
Money Forward MEから家計簿データをCSVでダウンロード
Money Forward MEの「家計」タブの最下部にある「家計簿データの出力」から、家計簿データをCSV形式でダウンロードする。
この機能は有料のプレミアム会員しか使えず、月単位でしかダウンロードできない。
月単位のダウンロードが面倒な場合はJavaScriptで実行する方法もある。私は下記の記事を参考にして1年分の家計簿データをダウンロードした。
楽天カードの支払い先一覧を抽出
下記のプログラムを実行して楽天カードの支払い先一覧を抽出した。
[CSVフォルダ名]には先ほどダウンロードしたCSVファイルを格納したフォルダ名を指定する。
import static java.nio.charset.Charset.forName; import static java.nio.file.Files.newBufferedReader; import java.io.BufferedReader; import java.io.File; import java.io.IOException; import java.nio.file.Path; import java.nio.file.Paths; import java.util.HashSet; import java.util.Set; import org.apache.commons.csv.CSVFormat; import org.apache.commons.csv.CSVParser; import org.apache.commons.csv.CSVRecord; public class RakutenCardExtractor { private static final Path csvFolderPath = Paths.get("[CSVフォルダ名]"); private static final Set<String> contentsSet = new HashSet<>(); public static void main(String[] args) throws IOException { for (File csvFile : csvFolderPath.toFile().listFiles()) { try (BufferedReader br = newBufferedReader(csvFile.toPath(), forName("MS932")); CSVParser parser = CSVFormat.DEFAULT.withFirstRecordAsHeader().parse(br)) { for (CSVRecord csvRecord : parser) { if ("楽天カード".equals(csvRecord.get("保有金融機関"))) { contentsSet.add(csvRecord.get("内容")); } } } } contentsSet.stream().sorted().forEach(System.out::println); } }
抽出結果
実際の明細は数が多いので抜粋すると、下記の明細が存在した。
電力会社や楽天証券のクレジットカード番号を変更しなければいけないことが分かる。
○○電力 電気料金 20/12 投信積立(楽天証券)
まとめ
プログラムを活用することで、楽天カードの支払い先一覧を素早く抽出することができた。
2021年3月末までは楽天ゴールドカードにお世話になり、特に続報がなければ2021年4月からは通常カードに戻したい。
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